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フィッシュマンズを「いい音」で聴きまくった by Takeshi Okuno

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フィッシュマンズのドラマー茂木欣一さんと一緒に、『フィッシュマンズを「いい音」で聴きまくる!』というイベント。

2006年発行の『フィッシュマンズ全書』の電子書籍化を記念して、この本を監修した小野島大さんのナビゲートで、12月16日に新宿の ROCK CAFE LOFT で行われた。

1時間半か2時間くらいのイベントなのかなと思っていたが、夜7時に始まって結果的に4時間半。ファンにはこれ以上ないくらい楽しいイベントだった。

デビューアルバムの『Chappy Don't Cry』から順を追ってハイレゾとアナログでかけられ、最後の『男達の別れ』を除いて、小野島さんと茂木さんが一曲ずつ選曲。

トークの内容は、その当時の曲・アルバムづくりやライブのこと、メンバー同士のやりとり、音楽シーンの中でのフィッシュマンズの状況のことなど。フィッシュマンズというバンドのヒストリーが茂木さんによって語られる1本の映画を見ているように、時々その情景が思い浮かんだり。やはり小野島さんが話を引き出すのがうまく、来ていた人が聞きたいような内容を聞いてくれている感じで、ずっと一方的に話を聞いてる感じでなく楽しかった。

普段はヘッドホンやイヤホン、小さめのスピーカーで聴いているので、ROCK CAFE LOFT の音響で大音量で聴くのは全く違う体験だった。録音ってすごく音がいいんだなと、思った。音の世界に浸るとともに、聴きながらライブで聴いた当時のこととかを思い出したりもした。

フィッシュマンズを結成して最初のライブや、ZAKさんと『Neo Yankee's Holiday』をレコーディングする前に最初にデモで録った『待ってる人』など超レアなものも、茂木さん持参のカセットテープで聴かせてくれた。

休憩の時と終わった後に、茂木さんと少しお話もできた。最後にかかった曲は『男達の別れ』の『ゆらめき IN THE AIR』だったので、あの時の2デイズをライブで見た時のことを思い出したこととか。

来年2月19日には Cero との対バンもあり、個人的にライブで聴けるのは2011年以来でとても楽しみ。

Deadstock Coffee の Chop Coffee でのポップアップ・イベントのこと by Takeshi Okuno

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11月29日(木)、30日(金)にアメリカ・ポートランドの Deadstock Coffee が、原宿の Chop Coffee Cat Street でポップアップ・イベントを開催した。

この2つのお店はともに、今年4月に開催された Tokyo Coffee Festival に出店していた。出店している時は自分たちのブースのことで手一杯でなかなか他のブースを見てまわる余裕がないものだけど、わりと近い斜め向かい同士の出店だったので、Chop Coffee のオーナー、パイクさんは Deadstock のイアンたちがどんな感じでやっているかをちらっと見ていたという。

Deadstock Coffee はナイキでシューズの開発に携わっていたイアン・ウィリアムズが、スニーカー好きやコーヒー好きが気軽に集まれるような場所をつくりたくてオープン。ポートランドで唯一の、スニーカーをテーマにしたコーヒーショップだ。

僕はイアンが自分たちのお店をオープンする前にまず、ストリートファッションのショップ Compound Gallery の店内でコーヒースタンドを始めた頃に会っていた。

一方、Chop Coffee を運営しているのは、デザイン会社 パイクデザインオフィスで、ファッションブランドの広告や、雑誌のエディトリアルデザインなどを手がけている。

パイクデザインオフィスでは、以前フットサルを一緒にやっていたデザイナーの榎本君が働いていることもあって、今回の件でも声を掛けやすかった。

イアンは単に Deadstock のコーヒー豆でゲストバリスタを務めるというだけでなく、店内での展示用に Deadstock と自身のヒストリーを表すスニーカーコレクションの一部やグッズ、本なども持ってきてくれた。

コーヒー豆と展示についてのイアンの説明の英文を僕が翻訳して、Chop Coffee のマネージャーの田屋さんとパイクさんに送ったのは前日夜〜当日午前だったけど、さすがデザインオフィスで、すぐにかっこいいメニューを作ってくれて、写真と説明文はパネルにして印刷してくれた。時間的に余裕がない中でも、こういう細かい部分でクオリティ高く作ってもらえるのは、ありがたい。

事前の打ち合わせをしていた火曜日に、東京で月曜日にライブがあったイアンの友人のラッパー OddiseeBIG YUKI さんも Chop Coffee に寄ってくれたところから、すでに前々夜祭的に盛り上がりが始まっていた。

Deadstock はポートランドの、Chop Coffee は東京・原宿のカルチャーとコーヒーをブレンドしているショップなので、一緒にイベントをやったら面白いだろうなと思っていた。

実際に始まってみるとそれ以上に、イアンと Chop Coffee のバリスタさんたちのキャラクター、それから来ているお客さんたちによって、よりイベントが楽しいものになった。Chop Coffee と交流のある近隣〜東京近郊のコーヒーショップの人たちや、イアンが仲の良いコーヒーショップの人たちも来てくれた。

イアンがそこにいて Chop Coffee のバリスタさんたちと連係し、展示とイアン作成のプレイリストによる音楽があると、2日間、まさに Chop Coffee の店内が Deadstock Coffee になっていた。

イアンがまた次回、来年の春とかに日本に来る時が楽しみ、というのと、逆に今度 Deadstock Coffee でも何かイベントができたらいいなと思った。